早期発見が難しい疾患を見つける
最先端のITを活用した事業を展開する「テクマトリックス」は、これまでも多くの医療施設と契約して、画像データを管理している。
その数は、約2千万人分にのぼるという。
この「テクマトリックス」は三井物産の出資を受けて新会社「NOBORI」を2018年に設立し、管理するデータを人工知能に学習させるプロジェクトを行なう。
このプロジェクトでは、管理するCTやMRIの画像データを使って、脳動脈瘤や肺結節などの早期発見につなげたいという。特に、早期発見が難しい疾患を見つけることが大いに期待されている。
今後は、病院に行かないと見られなかった画像データが、自宅で患者がパソコンを通して見ることも可能になるかもしれない。